
“俺は俺の責務を全うする!! ここにいる者は、誰も死なせない!!”
蝶屋敷での修業を終えた炭治郎たちは、次なる任務の地、《無限列車》に到着する。 そこでは、短期間のうちに四十人以上もの人が行方不明になっているという。 禰豆子を連れた炭治郎と善逸、伊之助の一行は、 鬼殺隊最強の剣士である《柱》のひとり、炎柱の煉獄杏寿郎と合流し、 闇を往く《無限列車》の中で、鬼と立ち向かうのだった。

シリーズ
鬼滅の刃 シリーズ
映画館で観た。公開からだいぶ経っていたけど、まだ席はほとんど埋まっていた。隣に座っていた小学生くらいの女の子が、終盤ずっと泣いていたのを覚えている。
テレビアニメの続きがそのまま映画になった作品で、列車の中で鬼と戦う話だ。正直、最初は「テレビの延長を映画館で観る必要あるのか」と思っていた。でも観終わった後は、映画館で観てよかったと素直に思った。
前半は夢の中の話が続く。鬼の術にかかって、登場人物たちがそれぞれ自分にとって一番幸せな夢を見せられる。炭治郎の夢は、死んだ家族と一緒にいる日常。もう戻れないはずの場所。そこから自分の意志で抜け出す場面があるのだが、あの選択の重さは大人のほうが刺さると思う。捨てたくないものを自分で手放す痛み。
この映画の主役は、途中から合流する煉獄杏寿郎だ。声がでかくて、飯をうまそうに食う、やたらと明るい男。最初は暑苦しいなと思う。でもこの男が、後半になって全部持っていく。
終盤、上弦の参・猗窩座が現れる。鬼の中でも最上位クラスの存在で、純粋な武闘家。煉獄との一対一の戦いになるのだが、アニメーションの質が明らかにテレビとは違っていて、炎の呼吸と猗窩座の拳がぶつかる場面は映画館の大きなスクリーンと音響で観る価値があった。
でもこの映画が本当に効いてくるのは、戦いの後だ。煉獄は勝ったわけでもなく、負けたわけでもない。ただ、乗客全員と仲間を守り切った。その結果として何が残るか。あの場面を観た時、ああこれは子供向けのアニメの枠を超えているな、と思った。
隣の女の子がボロボロ泣いていて、反対側のおじさんも目を押さえていた。自分も目頭が熱くなった。400億円という数字がどうこうではなく、あの映画館の空気そのものが、この映画の評価だったと思う。
定額配信
Netflix
Amazon Prime Video
Disney Plus
Hulu
U-NEXT
Netflix Standard with Ads
Anime Times Amazon Channel
Amazon Prime Video with Adsレンタル
Amazon Video監督
音楽
梶浦由記, 椎名豪
上映時間
1時間57分
ステータス
Released
公開日
2020-10-16
日本公開日
2020-10-16
予算
約23.6億円($16M)
興行収入
約785.3億円($524M)
製作国
日本
制作会社
ufotable, Aniplex, Shueisha, TOHO