
“生命は、新たな道を見つける”
3年前の惨劇以来、人間が放棄したコスタリカ沖のイスラ・ヌブラル島では、“ジュラシック・ワールド”の恐竜たちが文字通り野生化し、島中に棲息範囲を広げて生き続けていた。しかし島の火山活動が活発化し、大噴火が迫っていることが明らかとなる。パークの元運用管理者クレアは、恐竜たちを絶滅の危機から救うため、恐竜監視員だったオーウェンに協力を要請し、救出隊を組織して島へ向かう。島に到着したオーウェンは、ずっと気に掛けていたヴェロキラプトルのブルーとの再会を果たす。しかしこの救出作戦の背後には、彼らの知らない恐るべき陰謀が隠されていたのだったが…。

シリーズ
ジュラシックパークシリーズ
映画館で観た。前半と後半で完全に別の映画になっている。前半は火山噴火から恐竜を救出する話で、後半は屋敷の中でホラー映画が始まる。この構成、好き嫌いが分かれるだろうが、個人的には嫌いじゃなかった。
島からの脱出シーンは文句なしに良い。溶岩が迫る中、ブラキオサウルスが港に取り残されて、霧の中に消えていくあの画。あれは反則だろう。1作目で初めて恐竜を見た時の感動と、こういう形で繋がるとは思わなかった。あのシーンだけで、この映画を観た価値がある。
後半のロックウッド邸でのインドラプトルとの攻防は、ほとんどゴシックホラーだった。暗い廊下、窓から差し込む月明かり、爪がカチカチと床を叩く音。J・A・バヨナの出自がホラー畑というのが存分に出ている。ジュラシックシリーズでこの空気を作れるのか、と少し驚いた。
ただ、悪役が薄い。武器商人たちのくだりは既視感しかなくて、恐竜をオークションにかけるという展開も値段が安すぎて笑ってしまった。あの恐竜たちの値段、都内のマンションより安いのはどうなのか。
クリス・プラットは相変わらずいい。ブルーとの関係性がこのシリーズの感情的な軸になっているのは間違いない。人間と恐竜の信頼というテーマを、大げさにせず、でもしっかり描いている。
ラスト、恐竜たちが世界に解き放たれる。あの判断の是非はともかく、シリーズとしてついにここまで来たかという感慨はあった。「恐竜と共存する世界」という次章への布石として、このエンディングは正しかったと思う。完璧な映画ではないが、記憶に残る場面をいくつも持っている。それで十分だった。
定額配信
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Google Play Movies購入
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Google Play Movies脚本
Derek Connolly, Colin Trevorrow
音楽
マイケル・ジアッチーノ
上映時間
2時間9分
ステータス
Released
公開日
2018-06-06
日本公開日
2018-07-13
予算
約255.0億円($170M)
興行収入
約1965.7億円($1.3B)
製作国
アメリカ
制作会社
Amblin Entertainment, Universal Pictures